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陸の水循環 ~不均一性について~

 

地表面は土地利用、土壌特性、植生、地形といった様々な影響によって、水循環の中で最も不均一性が高い領域になっています。

本研究では、土壌の中の水分を測定することできる二つの種類のマイクロ波センサに着目しました。一つは時間解像度の高い受動型、もう一つは空間解像度の高い能動型で、双方の長所を陸面モデルを用いて組み合わせました。このシステムを植生が少なめの二つの地域に適用し、高い時空間解像度で土壌の水分を測定できることを示しました。

参考:(Toride et al., 2019)

また、Fokker Planck方程式と呼ばれる確率微分方程式を用いて、土壌内の水分移動の方程式内で不均一性を扱えるようにするといった理論的研究も行いました。

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