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古日記を用いて昔の天気を復元する

​日本において、公式に気象観測が始まったのは1870年代です。しかし、日本には江戸時代以前より各地にて日々の天気を記した古日記の存在が知られています。本研究では、世界で初めて古日記という定性的なデータを、データ同化という技術を使って数値気象モデルに組み込むシステムを構築しました。このシステムに現在の気象庁の目視雲量観測データを仮想的な古日記のデータとして与え、古天気の復元可能性を示しました。

参考:(Toride et al., 2017)

現在は、19世紀の実際の古日記を使った古天気の復元や、古日記の記述と実際の気象変数の関係について取り組んでいます。

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